PER(Price Earnings Ratio)は株価収益率のことで「レシオ」とも呼ばれている、企業がどれだけ期待されているかを表す指標です。
本質的には 「この企業に、未来どれだけ期待されているか?」 を見る数字です。
目次
【1分で解説】「PER(株価収益率)」とは?
PERとは、
PER=株価 ÷ 1株あたり利益(EPS)
で求めます。
例えば
・株価 1,000円
・1株あたり利益(EPS)100円
なら、
PER=10倍
これは、
「投資家はこの会社に 利益の10年分の価値 をつけている」
という意味になります。
PERをもう少し詳しく
PERはその企業の 未来への期待度 を表します。
PERが高い企業
・安定している
・市場環境に左右されにくい
・ブランド力・ストック型ビジネスが強い
→ 将来も利益を出し続けると期待されている企業
PERが低い企業
・収益が安定しない
・景気変動の影響が大きい
・単発型(フロー型)ビジネスが中心
→ 継続性に不安があるため、期待値が低い企業
つまり、PERは単なる数字ではなく、
「市場から見た、その企業の長期的な信用と期待のスコア」 です。
PERのイメージ(フローとストックを絡めて)
PERは、企業の「筋力」に対してどれだけ「期待して体重を乗せているか」のようなもの。
- ストック(筋肉)が厚い企業は、重い期待をかけても耐えられる
→ PERが高くなる
→ 投資家が安心して未来を託せる - フローだけの企業は、筋力が少ないので重い期待を乗せられない
→ PERが低くなる
→ 市況変化に弱い=評価が伸びない
企業の本当の強さは、瞬間的な売上ではなく、
「どれだけ期待に耐えられるか」 で決まります。
【PERとは?】のおわりに
PERは、
「市場がその企業の未来にどれだけ期待しているか」 を示す指標。
・瞬間風速の売上(フロー)ではなく
・積み上げた信頼や収益構造(ストック)
に価値がつくほど、PERは高まり、企業価値も上がります。
PERを見ると、
「この企業が未来に耐えられる体力を持っているか?」
が一瞬でわかるようになります。
マルキ企業価値は現在の数字ではなく未来への信用で決まる。
PERは、その信用を数値化した期待の体重計とも言えそうです。

