PBR(Price Book-value Ratio = 株価純資産倍率)は、
「この会社は、持っている資産に対してどれくらい評価されているか」
を見る指標。
日本語では「株価純資産倍率」と呼ばれますが、
本質は 会社の土台そのものに対する期待値 を測る数字です。
目次
【1分で解説】PBRの基本
計算式はこうです。
PBR=株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)
PBRが
- 1倍:資産と評価が同じ
- 1倍未満:資産より安く評価されている
- 1倍超:資産以上の価値があると評価されている
という意味になります。
PBRをもう少し詳しく
PBRが見ているのは、
「この会社は、もし解体したらどれくらいの価値があるか」
という現在の土台です。
- 現金
- 設備
- 不動産
- 内部留保
こうした すでに持っているもの(ストック) に対して、
市場がどれだけの値段をつけているかを表します。
PBRのイメージ
PBRは、企業の 骨格 を見る指標です。
- 利益(PER)は「筋肉」
- キャッシュフローは「血流」
- LTVは「持久力」
そして PBR は——
体を支える“骨”がどれだけ評価されているか。
骨が丈夫であれば、
筋肉が多少落ちても、血流が一時的に悪くなっても、
すぐには倒れません。
PBRが高い企業・低い企業
■ PBRが高い企業
- ブランド・技術・ノウハウなど見えない資産が強い
- 資産を効率よく使って利益を生み出している
- 市場から「資産以上の価値がある」と見られている
■ PBRが低い企業
- 資産はあるが、うまく活かせていない
- 成長ストーリーが描けていない
- 「この資産、眠っていない?」と思われている
【PBRとは?】のおわりに
PBRは、
企業の今ある土台に対する市場の評価 を映す鏡です。
利益や成長(PER)を見る前に、
「そもそも、この会社はどんな体をしているのか?」
を確認するのがPBRです。
マルキPBRが低い企業は、骨太なのに動けていない状態かもしれません。
骨(資産)× 筋肉(利益)× 血流(キャッシュ)
このバランスが整うと、企業価値は大きくなります。

