
こんにちは、マルキ(@mrkblog)です。
家具やインテリアが大好きです。
結婚して住み始めた1LDK55平米の賃貸。
妻もインテリアや家具の仕事をしてきたので、家具が大好き。
お互い納得する家具を見つけるのに苦労しました。
テレビを置くローボードは最後まで決まらず。
しばらくの間、無印良品のパルプボードを横にして代用。

わかりにくいですが、無印良品のパルプボードにテレビを乗せています。
大工の父が作った家具、「楠の木のローボード」
探しても探しても気に入るローボードは見つからず。
「この際、理想のローボードを作ろう」
と思い立ち、まずはローボードの模型を作成。

子どもの頃大好きだったプラモデルの楽しさ。
「ゾーンに入る」感覚を久々に味わいました。

妻もこの模型を気に入り、図面を起こして父へローボード製作を依頼。
木材は木目がとても綺麗な楠の木(くすのき)を指定。
実家の階段が楠の木で作られていて、そのイメージが頭の中にありました。
材料費、手間賃はもちろんこちらで用意。
2ヶ月ほどして、ついに楠の木のローボードが完成しました。

ビロードのような質感にも思えてくる、繊細な木目。

木材の端はていねいに面が取ってあります。

ワイドかつ低重心で、足の存在感は控えめにしています。

直線と木目の曲線が最高にかっこいいローボードができあがりました。

コーナーの処理、最高にかっこいい。

取り外し可能な脚。
脚もきれいに面が取ってあります。

真ん中の棚は3段階の高さに調整可能。
このローボード、10数年経った現在もリビングの主役です。
大工の父が孫娘のために作った「ままごとキッチンセット」
父の2作目は孫娘のために作った「ままごとキッチンセット」。

魚を焼くグリル、電子レンジ(左の扉奥)も。

お鍋やキッチングッズもセットで送ってくれました。
孫の笑顔のために全力投球の父と母。
いいおじいちゃんとおばあちゃんだなあ、と思います。

もちろん娘ちゃんも大喜び。
年長になった今でもたまにキッチンで遊んでいます。
同じキッチンをハンドメイド系サイトに出したら、いくつか売れたとのこと。
昔からそうだけど、新しいものにどんどんチャレンジしていく姿勢がすごい。
【大工の父が作った家具】のおわりに
父が作る家具は素朴で力強く、繊細。
子どもの頃作ってもらったのは、妹と並んで使える大きな机。
それから2段ベッドも。
というか、自宅を自分で作っているのが一番すごい笑。
母も料理やお菓子作りや裁縫が得意。
自分の中にフツフツしている「何か作りたい欲」は間違いなく両親の影響だなあ、と。
何かを作ることができる専門スキル、今のうちに身につけておきたいなあと思う今日この頃です。