【1分ビジネス用語】戦略のカスケードダウンとは? -『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』に学ぶ

戦略と戦術。
違いを理解しているつもりでも「これは戦略?戦術?」となること、あると思います。

その理解に役に立つのが「戦略のカスケードダウン」。

ちなみに「カスケード」とは…

カスケードの原義は、連なった小さな滝である。
建築分野では人工的に作ったものを指す。
さらにその派生として連続したもの、数珠つなぎになったものを意味する言葉として各分野で用いられる。日本語でのカスケードはこの派生用法が主である。

Wikipedia

つまり、「戦略のカスケードダウン」とは、滝のように上から下へと戦略が細分化して展開されることです。

今回も森岡毅さんの著書「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」に学びます。

目次

全社レベルの戦略、事業部レベルの戦略、個人レベルの戦略。
戦略は階層や立場によって異なります。

ただし、これらはすべてつながっていなければなりません。
それが、この図。

引用元:「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

ポイントは上位階層の「戦術」が、一つ下の階層では「目的」になること。

戦略のカスケードダウンとは、
「目的 + 戦略 + 戦術」のセットが「戦術と目的」で繋がりつつ、下方展開されていくこと、です。

例えば、「市場シェアの拡大」を目指す健康食品会社の通販事業部を想定します。

その通販事業部は「◯◯分野のサプリでシェア1位獲得」を戦略として、それを達成する戦術として「ウェブ売上3割増」を掲げました。

目的戦略戦術
通販事業部市場シェアの拡大◯◯分野のサプリで
シェア1位獲得
ウェブ売上3割増

その場合、通販事業部の一つ下の階層であるマーケティング部の目的は、
ウェブ売上3割増
となります。

マーケティング部はその目的達成のために、
トライアル顧客の定期引き上げ率を30%にする
という戦略(方向性)を決め、
トライアル顧客のフォロープログラムの見直し
といった戦術を立てる。

目的戦略戦術
通販事業部市場シェアの拡大◯◯分野のサプリで
シェア1位獲得
ウェブ売上3割増
マーケティング部ウェブ売上3割増トライアル顧客の
定期引き上げ率を30%にする
トライアル顧客の
フォロープログラム見直し

さらにその戦術がマーケティング部に一つ下の階層の各課の目的となり…

といった形で「◯◯分野のサプリでシェア1位獲得」の目的に向けて、各部門が戦術を実行していきます。

仕事において、戦略と戦術がごちゃまぜになっているのは、よくある話。
目的を確認したら実は階層が違う話をしていたり。

「これ、なんの話してるんだっけ?」

となったら目的に立ち戻ること。

戦略のカスケードダウンについて詳しくはこの本がおすすめです。
興味のある方はぜひ読んでみてください。

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次