「アオモノ(青物)」とは、ブリ(地域やサイズによってメジロ、ワラサ、ハマチ、などともいいます)、サワラ(サゴシ)、サバ、シイラ、カツオ…といった背中が青い魚の呼び名です。
釣り人は「比較的大きなサイズ(30センチ以上)の背中が青い魚」を「青物」と呼びます。
アオモノ(青物)の使い方
・神戸沖に青物が来てるよ
・今日はルアーで青物を狙う
・今日は朝は青物、昼は底物狙いです
・ナブラの下に青物がいる
「ソコモノ(底物)」とは、ヒラメ、カレイ、コチ(マゴチ)、ホウボウ、クエといった海底の近くに生息する魚の呼び名です。
磯釣りと呼ばれる海釣りのジャンルにおいてはイシダイ、イシガキダイを底物と呼びます。
ソコモノ(底物)の使い方
・今日は朝は青物、昼は底物狙いです
・磯の底物釣りはエサ代がかかる(サザエやウニなど高級食材がエサに…!)
「タダマキ(ただ巻き)」とは、一定の速さでリールを巻いてルアーを自然に泳がせること。
リトリーブ方法(リールを巻いてルアーを泳がせること)の基本テクニックです。
タダマキ(ただ巻き)の使い方
・表層ただ巻きでシーバスがドンっ!
・底からのただ巻きで根魚ゲット
・ただ巻きで反応がなかったからアクションを加えてみた
「タナ(棚)」とは、釣りで狙う魚が泳いでいる層のことです。
魚の種類や季節によって狙う魚のタナは変化します。
タナ(棚)の使い方
・タナを取る
・タナを合わせる
・「タナはどれくらいですか?」「2(フタ)ヒロです。」
「ナブラ」とは、小さい魚が大きい魚に追われて水面に出ている状態をいいます。
ナブラの下には青物(ハマチやサワラなど)や、シーバスがいることが多く、釣果につながるチャンスです。
ナブラの使い方
・「あ、ナブラが湧いた!青物が来てるぞ!」
・ナブラ打ち(撃ち):ナブラをめがけてルアーなどを投げること
「ネガカリ(根がかり)」とは、釣り針やルアーが海底の岩や海藻などに引っかかることです。
無理やり外そうとするとロッドが折れたり、ラインが切れて海中にルアーやラインを残してしまいます。
根がかりの外し方は、あらかじめ動画などで確認しておくと安心です。
ネガカリ(根がかり)の使い方
・根がかりしたと思ったら、タコが釣れていた
・昨日買ったルアー、根がかりでロストしました…
・「わしの人生、根がかりや」← 実際に釣り場で聞いた笑
「ネザカナ(根魚)」とは、海底の岩や海藻を住みかにしている魚のことです。
釣り人の間ではロックフィッシュ(rockfish)とも呼ばれています。
ネザカナ(根魚)の使い方
・アジが釣れないからブラクリで根魚狙いに変更
・底からのただ巻きで根魚ゲット
・いつも釣れてくれる根魚には感謝しかない
「ヒロ」とは、釣りで用いられる長さの単位。
大人が両手いっぱいに広げた長さが目安で、1ヒロは約1.5メートル。
釣り糸や仕掛けの長さ、タナを表現する際に使います。
ヒロの使い方
・ウキ下1(ヒト)ヒロ ※ 浮きから水深1.5メートル
・「タナはどれくらいですか?」「2(フタ)ヒロです」
「ベイト(bait)」とは、魚のエサとなる生き物のことをいいます。
ベイト(bait)の使い方
・今日のベイトはイワシが大量に入っていた。
・夕まずめにベイトが騒ぎ出した。