こんにちは、マルキ(@mrkblog)です。
Eテレの「0655(ゼロロクゴーゴー)」と「2355(ニーサンゴーゴー)」が大好きです。
0655と2355から生まれた特番「自由研究55」をご存知でしょうか?
夏休みの一大イベント「自由研究」をテーマにした、毎年夏だけに放送されるレア番組。
自由研究について、「いったいどうすれば研究になるのか?」の視点でていねいに解説。
子どもだけが観るのはもったいない、大人にもぜひ観てほしい番組なのです。
「2022年は放送されるのか?放送されるとしたらいつか?」
を誰よりも早くキャッチしたく、NHKのウェブサイトやテレビの番組表をマメにチェック。
放送予定が判明次第、この投稿かツイッターでお知らせします(勝手な使命感)。
Eテレの「自由研究55」、2022年の放送は?
7月8日、
自由研究55の公式サイトをウォッチしていたら、最新のお知らせに「自由研究55自分で自分を自由研究スペシャル!Eテレ7/18(月祝)9:00~25」と追加されていました!
そして、7月11日。
来週の番組表を確認したらありました!
さらに、7月13日。予告動画が追加!
今年は、「自分で自分を自由研究スペシャル」とのこと。
楽しみ!!
Eテレの「自由研究55」はどんな番組?
0655・2355を手がけるクリエイティブグループ「ユーフラテス」のウェブサイトによると、 自由研究55は2017年に放送スタート。
マルキは2018年放送の「自由研究55 研究のツボ教えますスペシャル」から毎年楽しみに観ています。
「研究」という言葉に苦手意識を持っていましたが、この番組を観て、
「いったいどうすれば研究になるのか?」
が分かり、目からウロコ落ちまくりでした。
今回は、その時の放送でメモした内容を共有します。
2018年の「自由研究55 研究のツボ教えますスペシャル」メモ。
研究のツボ1
最初にやったのは「トイレットペーパーの芯、立たせる研究」。
出発点は、トイレットペーパーの芯を落としたときにたまに立つ、あの現象。
研究の進め方は…
- 1、トイレットペーパーの芯を一定の高さから落とす簡単な装置を作る
- 2、その装置の下に板を一枚入れ、10回落として何回立つかを試す
- 3、一枚づつ板を増やし、それぞれ何回立つかを試す
すると、5枚の時にもっとも立つ回数が多いことが分かりました。
これだけでも十分研究ですが、
「4枚半にしたらどうか?」
「落とす角度を変えるとどうか?」
など、条件を少しずつ変えていくことで、立たせる条件をさらに追求することができる。
ということで、研究のツボ1は「条件をちょっとずつ変える」でした。
研究のツボ2
次は、「とん汁の研究」。
出発点は、「とん汁って冷めにくいよね…なんでだろう?」の疑問。
研究の進め方は…
- 1、みそ汁ととん汁の温度の下がり方を測る
- 2、温度の下がり方に差がある原因を探す
- 3、その原因のみを抽出して温度の下がり方を調べる
すると、とん汁には油の膜があることで温度が下がりにくいことが分かりました。
でも、油の膜を作るだけでは温度の下がり方が弱かったことから、
「具がちがう?」
「こんにゃくが入っているから?」
など、温度が下がりにくい条件を追求することができます。
ということで、研究のツボ2は「モデル化する」でした。
研究のツボ3
海の家でくつろぐ、とあるお笑いコンビ。
マスクメロンのあみあみの模様はどうやってつくのか?について議論しています。
「メロンが小さい時に傷をつけているのでは?」
「網をかぶせているのでは?」
とそれぞれが主張。
そう、その主張こそが「仮説」。
ということで、研究のツボ3は「仮説をたててみる」でした。
「自由研究55 研究のツボ教えますスペシャル」を観て感じたこと
研究のツボ1も研究のツボ2も素朴な疑問が出発点。
素朴な疑問をスルーせず、そのままにしておかないことが仮説になるんだな、と。
仕事では「仮説検証していきましょう」などと、分かった風に言っていますが、実は「仮説を立てる」が得意ではありません。
素朴な疑問を共通認識にしながら、優先順位をつけて仮説を立てる。
仮説の立て方は?と聞かれた時の答えが自分の中にできた瞬間でした。
【Eテレの「自由研究55」は大人が観ても楽しい!】のおわりに
ちなみに、あるものを観察し、それを工作で再現する「再現工作」。
これも自由研究になるそうです。
番組ではフタ付きのゴミ箱の仕組みを観察して、工作で再現。
うん、たしかに作るとわかる。
「そうか、研究ってわかるってことなんだ!」とハラオチ。
そんなわけで大人にも気づきがいっぱいの「自由研究55」。
今年も放送されたらぜひ観てみてください。