こんにちは、マルキ(@mrkblog)です。
電気ケトルは構造がシンプルなだけに長寿命。
一度買ったらなかなか買い替えない家電No. 1(自分調べ)。
ちなみに電気ケトルの寿命は、5年が相場とのこと。
自分の経験値では7-8年といったところ。
使う頻度が多いので、機能もデザインもどっちも大事。
久々に迷いました。
※2022年5月8日追記
BALMUDA The Potを購入したのが、2016年11月17日。
5年半経過したので、最下部に5年半使った感想を追記しています。
また、BALMUDA The Pot(バルミューダ・ザ・ポット)の特徴「細いお湯」を活かした「しろたまチキンラーメン」を作った時のこちらの記事もご参考にしていただければうれしいです。
【BALMUDA The Potの使い方】「しろたまチキンラーメン」を作ってみた!
デザインのバルミューダか、機能のラッセルホブスか
これまで使っていた電気ケトルは、奥さんの妹が使っていたティファール。
古いし小さいし、てそろそろ買い替えかなあ…
と思っていたタイミングで発売されたのが「BALMUDA The Pot(バルミューダ・ザ・ポット)」でした。
デザインに一目惚れするも、電気ケトルにしてはちと高い。
が、この先何年も使うものだし気に入ったものを選びたい。
などと考えつつ、昼休みにバルミューダのサイトを見ていたら、社内のデザイナーがやってきて
「俺もバルミューダとラッセルホブス、どっちにしようか迷ってる」
「機能的にはラッセルホブスの方が上だと思うんだよねえ」
と言い残し、去っていきました。
(たしかにラッセルホブスもカッコイイ…しかも機能はBALMUDA The Potより上…)
と、ラッセルホブスに傾くマルキ。
迷ったら調べるべし!と、とりあえずスペックを比較してみました。
バルミューダとラッセルホブスでスペックを比較
それぞれの電気ケトルのスペックを調べてみると…
バルミューダ BALMUDA The Pot
■サイズ (約)幅26.9cm × 奥行14.2cm × 高さ19.4cm
■コード長 約1.3m
■重 さ 約900g(本体 : 約0.6kg / 電源ベース : 約0.3kg)
■容 量 最大0.6L
■素 材 樹脂、シリコン、POM、SUS+粉体塗装、アクリル
■電源電圧 AC100V 50/60Hz
■消費電力 1200W
■その他
・湯沸かし時間:200ml 約1分半 / 600ml(満水時)約3分
*水温25度の場合の目安。使用環境により前後します。
・空焚き防止機能
・自動電源オフ
■生産国 台湾
ラッセルホブス カフェケトル
■サイズ (約)幅25cm × 奥行13cm × 高さ20cm
■コード長 約1.3m
■重 さ 約680g
■容 量 最大0.8L
■素 材 ステンレス・ポリプロピレン(主材)
■電源電圧 AC100V 50/60Hz
■消費電力 1250W
■その他
・沸騰時間は、1リットルで約5分。
・カップ1杯分なら約1分。
・ステンレス製の密閉に近いので、沸騰してから1時間後でも、
約70度まで保温。
・空焚き防止機能
・自動電源オフ
■生産国 中国
ラッセルホブスはサイズは小さいのに容量が大きく、沸騰時間も短い。
機能的にはラッセルホブスが上、です。
とくに注目したいのは容量。
バルミューダは0.6Lで、ラッセルホブスは0.8L。
0.2L差は大きい…
「BALMUDA The Pot」に決めた理由。
最終的には、BALMUDA The Potを選びました。
モノづくりの姿勢に共感したのがその理由。
実は去年、ビジネススクールの課題でバルミューダ社について調べたときに、バルミューダの寺尾社長の言葉が刺さりまくったのです。
僕たちは、人々の「人生」に対して五感を最高に刺激する体験を提供しよう、と考えています。
五感を刺激する体験は、みんなに共通するものだから、「ニッチ」じゃない。むしろ、いちばんポップで、メジャーなことです。
バルミューダの扇風機もスチームトースターも、ニッチ商品ではありません。みんなが共通して気持ちいい、おいしい、を体験してもらうための、万人の五感を満たす商品です。出所:日経ビジネスオンライン
(中略)
バルミューダを始めて「GreenFan」シリーズを出したあと、スランプになりました。何がかっこいいかがわからなくなったんです。
そのころちょうど、日産自動車、アウディを経て独立した世界的なデザイナーの和田智さんと出会って、チームに加わっていただくことができた。
和田さんがバルミューダのオフィスに訪れた初日に言ったことばが、いまでも僕の指針になっています。
「新しいものはすぐに古くなるが、美しいものはいつまでたっても美しい」
目先の技術で新しさを誇ってもすぐに抜かれてしまう。
目指すべきは、人間の感覚のほう、美しいと思う心に応えることなんだ。和田さんには真理を教わりました。
BALMUDA The Potを最初に見たときに「うわ、いいな!」と思ったのが持ち手部分の電源ランプ。
寒い冬の朝、日の出前の明るくなりかけた部屋に、ほんのり光る電源ランプ。
静まりかえったキッチンで、1人コーヒーを淹れる…
文字にすると小っ恥ずかしいですが、こんな情景が浮かんだのです。
この電源ランプは「ほんのり光る」を実現するためにわざわざネオン管を使っているそう。
ちょっとしたことだけど、絶対に譲れない部分。
バルミューダが大事にしている「ストーリー」にやられてしまいました。
カッコいい。そして、お湯が細い。
我が家にやってきたバルミューダ・ザ・ポット。
ん?側面に何かついてる…(答えは後ほど)
箱を開けるとこんなメッセージ。アップルみたい。
おお…!
す、すごく良い…
さて、箱の横についているものが何かというと…
バルミューダオリジナルのコーヒーでした。
さっそく沸かして、美味しいコーヒーをいただきました。
ランプの雰囲気、最高です。
ティファールはお湯がドババっと出ていたのですが、
バルミューダ・ザ・ポットはお湯が細く出てきて、ゆっくり注ぐことができます。
BALMUDA The Potを5年半使ってみた感想【レビュー】
冒頭で「電気ケトルの寿命はメーカー的には5年」と書きましたが、わが家のバルミューダケトルは寿命を感じさせる様子もなく、全く問題なく動作しています。
使う頻度は1週間に4 – 5回といったところ。
気に入っている点と、もうちょっとこうだったらなあ…という点をまとめてみます。
気に入っている点【BALMUDA The Potレビュー】
なんといってもデザインが最高です。
5年経ってもまったく色褪せないし、古臭さは皆無。
持ち手のパイロットランプも購入時と変わりなく光ります。
お湯を沸かす機能もとくに問題なし。
わが家の生活に欠かせない道具としてのレギュラーポジションを獲得しています。
もうちょっとこうだったらなあ…という点【BALMUDA The Potレビュー】
わが家のBALMUDA The Potの色は黒色。
ツルツルの表面ではなく質感ある塗装のため、意外と汚れが目立ちます。
1週間に1回は外側を拭くなど、汚れを取る作業は欠かせません。
あとは0.6Lの容量。
たまに多めに沸かしたいときに、もう少し沸かせたらなあ、と思うくらい。
(でもすぐに沸くので、2回沸かすのはさほど苦ではありません)
0.6Lの容量よりも多めに沸かすと、上のフタ部分からお湯が吹き出すので要注意です。
さいごに
ドリップコーヒーでの使用がメインなので、容量に関しては気にならず。
想像以上によかったのは、カウンターに出しっぱにしてもストレスにならないこと。
モノを気にいるって大事だ。。
良い買い物ができてよかった。
バルミューダ、もっと揃えたい(高い…💧)。
関連記事です。
【BALMUDA The Potの使い方】「しろたまチキンラーメン」を作ってみた!
冒頭でも書きましたが、BALMUTE The Pot の特徴を活かした使い方です。
購入した方はぜひ試してみてください。