息子くんが3歳の夏、初めてのラッシュガードを買うことに。
ということで、まずはラッシュガードについて調べてみました。
ラッシュガードとは?
ラッシュガードとは、「日焼けやすり傷の防止、保温、有害生物から皮膚を保護するために着る上半身用の衣服」。
もともとはウェットスーツを着たときに、肌が擦れて痛くなるのを防ぐために着ていた服。
ファッション性の高さもあって日焼け防止用として広まりました。
ちなみに「ラッシュ」はサーフ用語で「擦り傷」という意味だそうです。
ラッシュガードはどんな素材が使われている?
ラッシュガードにはナイロンやポリエステル、ポリウレタンといった速乾・伸縮性の素材が使われています。
それぞれの特徴を簡単にまとめると、
ナイロン
- 弾力があり、柔軟でソフトな肌触り
- 光沢があり、高級感ある質感
- 摩擦に強い
- 光に長期間あたると変色しやすい
- ナイロンのJIS規格は厳しいため高品質
ポリエステル
- 弾力があり、コシ・張りのある手触り
- 一般的には硬めの風合いが多く、あまり高級感はない
- 摩擦に強い
- 洗濯等により薄黒く変色しやすい
- ポリエステルのJIS規格は比較的ゆるいため、低品質から高品質までさまざま。価格もいろいろ。
ポリウレタン
- 肌にフィットする伸縮性
- 軽くてシワができにくい
- 温度や湿度の変化に弱く、劣化しやすい(寿命が2〜3年)
と、素材によってそれぞれ特徴があります。
ラッシュガードを選ぶときには、使い方に合った組成表示を確認することをオススメします。
ラッシュガードの種類は?
ラッシュガードには「Tシャツタイプ」や「ジップタイプ」、「パーカタイプ」などの種類があります。
Tシャツタイプ
- 扱いがらくちん(親的に)
- タイト目のつくりだと子どもの頭が通りにくい場合がある
ジップアップタイプ
- 脱ぎ着しやすい
- ジッパーの金具が肌にあたる場合がある
パーカータイプ
- 頭や首の日焼け防止
- ゆったりした作りのラッシュパーカーは、水中での使用に適さない(水中ではフード部分に水が入り泳ぎづらいという声も)
ラッシュガードを選ぶポイントは?
今回ラッシュガードを選ぶときに重視したのは、おしゃれさと機能性と着やすさのバランス。
サイズは締め付けない程度にピッタリしたものを
ラッシュガードを水中で着る場合、あまりゆったりしたものだと、中に水が入ってしまい、動きにくくなってしまいます。
かといって締め付けすぎると子どもが着たがらなくなるので、適度にピッタリしたものを選ぶのがオススメ。
紫外線を避けるためには「UPF」の値をチェック!
UPFとは、衣類の紫外線防止指数で、どのくらい日焼けを防ぐかを示す値。
UPF値が高ければ高いいほど、日焼け止め効果が高いそうです。
UPFの最高値は50で、50以上はすべて「UPF50+」と表記されます。
紫外線を避けるにはUPFが15以上のものを選ぶのが目安。
「白色」は紫外線を通しやすい?
一般的には「紫外線を防ぐには黒い色(濃い色)がよい」とされています。
白色は紫外線を通しやすい色なので、紫外線対策を重視する場合はより濃い色を選部ことをオススメします。
ジップアップタイプは裏に当て布があるものを
ジップアップタイプは着やすいというのが一番のメリット。
しかし、ジッパー部分が直接肌にあたるものだと肌を噛んでしまったり、何かの拍子で金具が強くあたる可能性もあります。
ジップアップタイプは裏に当て布があるものを選ぶのがオススメです。
スイムジップのラッシュガードを買いました!
いろいろ考えた結果、選んだのは「スイムジップ」のラッシュガードでした。
スイムジップのラッシュガードを選んだ理由
スイムジップのラッシュガードは、おしゃれさと機能と着やすさのバランスが◎!
Amazonの商品紹介にはこのように記載されています
・ジッパーで全開できる着せやすく脱がせやすいラッシュガード
・UPF 50+ 、UVA、UVB 99%カット
・首を傷つけないジッパーカバー付
・機能性はもちろんファッション性に高いデザイン
・軽く、乾きやすい素材
・素材: ポリエステル
決め手は、
・UPF 50+ 、UVA、UVB 99%カット
・首を傷つけないジッパーカバー付
という点。
「ジッパーカバー」はジッパーで肌を噛んでしまったり、何かの拍子で金具が強くあたるのをふせぐ当て布です。
もちろん、普段着として日常使いにもいけそうなデザインも気に入りました。
「スイムジップ」について
スイムジップ(SwimZip)はアメリカの水着ブランドです。
日本語サイトはありませんが、スイムジップを取り扱うサイトにはこのように紹介されています。
スイムジップ(SwimZip)のデザイナー、ベッツィーは26歳の若さで皮膚がんを患いました。
紫外線の怖さを自ら学んだ彼女は、子供たちの為に紫外線予防に最適で着せやすい水着を考案します。
機能性のみでなく、ファッション性を兼ね備えたUVカットのラッシュガードはたちまちアメリカで人気になりたくさんの賞を受賞しました。
今ではジェシカ・アルバ、ジェニファー・ガーナーはじめセレブも愛用する人気ブランドです。
「UPF 50+」「UVA、UVB 99%カット」という紫外線に対するこだわりの理由がわかりました。
スイムジップのラッシュガード、長持ちして8年目に突入(兄から妹へ)
息子くんが3歳のときに購入したスイムジップのラッシュガード。
ワンシーズンに着る回数は、普段使いも合わせると8〜10回ほど。
作りがしっかりしているせいか、何シーズン経ってもへたりません。
1年目
スイムジップのラッシュガードを上下セットで購入。
何年か普段使いする想定で、大きめのサイズを選択。
さらに下の子が生まれても使えるように、男女問わないボーダー柄にしました。
実家のビニールプールでラッシュガードデビュー。
2年目
息子くん4歳の夏。
川遊びで大活躍。
黄色いノースフェイスの帽子とKEENのサンダル。懐かしいなあ。
3年目
息子くん5歳の夏。
身長が大きめの息子くん。ようやくジャストサイズ。
4年目
息子くん6歳の夏。
下のラッシュガードパンツは小さくなったので、別の水着に。
上のラッシュガードも息子くん用としてはここまで。
3歳、4歳、5歳、6歳、と4年間も活躍してくれました。
KEENのサンダルも3シーズンの大活躍。
ここから1年開けて、こんどは娘ちゃん用として生まれ変わります。
5年目
今度は3歳の娘ちゃん用として活躍。
娘ちゃんの水遊びデビュー。下のパンツは嫌がったのかスパッツのみ。
6年目
娘ちゃん4歳の夏。
まだまだ大きさに余裕があります。ノースフェイスの帽子も長年に渡って大活躍!
7年目
娘ちゃん5歳の夏。
7年目のスイムジップラッシュガード、ほつれたり破けたりジッパーが壊れることもなく、活躍してくれました。
8年目も期待です。
普段使いできそうなラッシュガード(スイムジップ)
普段着として日常使いするラッシュガードは、さっと羽織れるジップアップタイプがおすすめ。
UVカット機能のつば広帽子もあります。
大人用のおしゃれなラッシュガード
大人用のラッシュガードはセレクトショップでも取り扱いがあります。
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)
JOURNAL STANDARD relume (ジャーナル スタンダード レリューム)
UNITED ARROWS (ユナイテッドアローズ)
ラッシュガードを着るときの注意点は?
ラッシュガードをプールや海で使う場合、特に水中で着るときには注意が必要です。
濡れたままのラッシュガードを着せたままにしない
ラッシュガードのユーザーレビューを見ていると、
「濡れたままのラッシュガードを着ていると、かなり寒い」
の声が目立ちます。
中には、
「子供に着せたままにしていたら風邪を引いてしまった」
という方も。
また、乾いていない状態のラッシュガードを再び着るのは、勇気がいるくらい冷たいです。
水から上がったら早く脱ぎ、陽に当ててできるだけ乾かしておきましょう。
ゆったりしたタイプやパーカータイプは水中では使わない
ゆったりしたタイプのラッシュガードを水中で着ると、動きの妨げになります。
また、パーカータイプのラッシュガードは水中で使うとフード部分に水が入り動きづらくなるので、陸上で日焼け防止用として使うのがオススメです。
普段着として日常使いできるおしゃれな子ども用ラッシュガードのまとめ
9月・10月もラッシュガードが大活躍。日差しがキツイ日にラッシュガードを1枚羽織らせてお出かけしました。
スイムジップのラッシュガードはどれも機能性がすぐれているので、普段着としても使えそうなデザインを選べばきっと活躍してくれると思います。
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水の中でも脱げにくく、子どもの足の指をしっかりガードしてくれるので安心。普段使いもできるのでおすすめです。