
ご覧いただきありがとうございます。マルキ(@mrkblog)です。
和菓子も洋菓子も大好きです。建築を見に行くのも大好きです。
すっかり滋賀の名所となった「ラ コリーナ(La Collina)近江八幡」。
ラ コリーナ近江八幡は、百貨店などに和菓子のお店やバームクーヘンのお店「CLUB HARIE」を出店している、たねやさんの拠点施設です。
ラ コリーナ近江八幡は、自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。
八幡山から連なる丘に、緑深い森を夢み、自ら木を植え、小川を作り、生き物たちが元気に生きづく田畑を耕しています。
このような環境の中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、自社農園のキャンディーファーム、本社、飲食店、専門店、パンショップなど、ゆったりとした自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想。
ラコリーナ近江八幡ウェブサイト
これからの人と自然、共に生きる“いのち”の在り方をわたしたちは見つめ、ラ コリーナ近江八幡から世界へと発信してゆきます。ご期待ください。
ラ コリーナ近江八幡の魅力は、建築とランドスケープに反映されている世界観。
その世界観をもっと知りたいという方におすすめなのが「ラ コリーナツアー」です。
定員は1~10名で、他の人と一緒になることはありません。
ガイドツアーは30分 3,300円(税込)、60分 6,600円(税込)の2種類。
(その他にも「体験ツアー森づくり」もあります)
今回は、コロナ前にラ コリーナツアーに参加した時の様子をお伝えします。
この記事でご紹介するラ コリーナツアーの内容は現在のツアー内容とは異なっている可能性があります。
気になる方はガイドツアーの案内や、申し込み時にツアー内容を確認することをおすすめします。
大阪からラ コリーナ近江八幡までの所要時間はどれくらい?
新大阪駅に集合し、東京からやってくるメンバーを伊丹空港でピックアップ。
伊丹空港を出発したのが11時半頃。
途中サービスエリアで昼食を経て、名神の「竜王IC」を降ります。
下道をしばらく走って、現地に着いたのが13時45分頃。
昼食時間を除けば、だいたい1時間半ほど。
渋滞していたらどうしよう…と心配していたのですが、この日(土曜日)は問題なし。
駐車場は8割くらい埋まっていました。
車を降りて、いざラ コリーナ近江八幡へ。
ラ コリーナ近江八幡のシンボル、メインショップへ
ラ コリーナツアー開始時間まで少し余裕があるので、敷地内を散策します。

植栽のトンネルをくぐり抜け、敷地内へ。
トンボのサインが素敵。

ずっと見たかった建物。
設計は建築史家の藤森照信氏。他にはない世界観です。
いろんな緑色が重なって綺麗。

奥の建物はたねや本社社屋。ジブリ感がすごい。
こだわりが詰まったメインショップの建物をじっくりチェック。

藤森建築を象徴する草屋根。
てっぺんに木が植えられています。

メインショップ内はたくさんの人。
残念ながら写真はあまり撮れず。
次回、行ったときのお楽しみにしておきます。

木材、ガラス、壁土、床の仕上げ…細部のこだわりがすごい。

このドアいいなあ、としばらく見とれていました。
カステラショップ「栗百本」へ
メインショップの隣には、カステラショップ「栗百本」があります。

お菓子を作っている工房を見学できます。
メインショップ同様、細部までこだわり抜いた意匠。

表面の仕上げ、ドアノブがかっこよすぎるトイレの扉。

カステラショップ内にもカフェがあります。

カフェの椅子も素敵。

カステラセット、1,000円。

軒が深いこの感じ、たまらなく良いです。
いよいよラ コリーナツアー開始!
時間になったので、集合場所へ。
今回のツアーガイドはKさん。爽やかな笑顔が印象的です。
まずは敷地全体を見渡せる場所へ。

出発時にレシーバーが配られるので、外でも室内でもツアーガイドさんの声はしっかりと聞きとれます。

メインショップ内にディスプレイされている、和菓子用の型。
さて問題。
この中に飛行機の型があります。
どこにあるでしょうか?(答えは記事の一番最後へ!)

草屋根から飛び出ている金具は手入れ用の足場だそうです。

水田の中に置かれた岩にもメッセージが込められているとのこと。

新しくできたエリア「フードガレージ」。
メインショップやカステラショップとは世界観をガラリと変えてきています。
ディズニーランド的感覚。

クラブハリエのバームクーヘンオーブン1号機。

いよいよ今回のツアーの目玉、本社棟へ。
このアングル、かっこいい。

本社エントランスに続く道。こんな道を通って出勤とか、最高すぎる。

エントランス。すごい世界観。

にじり口に見立てた超幅狭ドア。

普段はこのドアを使います。

展望台には設計した藤森照信さんのスケッチがたくさん。

藤森氏の熱量と、そのプロセスを大事にする思いが伝わってきます。

木で作られた建築模型。ここまでやるのか。


展望台から見たラ コリーナ。
ラ コリーナツアーに参加しなければ見られない景色。

ラ コリーナ近江八幡のご神木。
屋根を突き抜けています。

ラ コリーナツアーガイドのKさん。
予約前からこちらのわがままを聞いてくれて感謝です。
常に爽やかな笑顔で「またラ コリーナツアーに参加したい」と感じるガイドでした。
【ラ コリーナツアー】のおわりに
たねやさん、いい会社だなあという感想しかありません。
ラ コリーナ近江八幡そのものが素晴らしいのはもちろん、スタッフの方が生き生きしているのが伝わってきました。
ラ コリーナツアーで感じることができる、たねやの思いや、ツアーガイドさんの対応や人柄。
楽しいだけではなく、働くとは?良い会社とは?を考えるきっかけにもなりました。
今度は子どもたちを連れてまた訪れたいと思います。
最後に記事中の問題「飛行機の型はどこでしょう?」の答えを。

ここでしたーーわかった人すごい!