
ご覧いただきありがとうございます。マルキ(@mrkblog)です。
帰省や仕事では新幹線を使います。
「エクスプレス予約」は夫婦それぞれで会員登録しています。
エクスプレス予約とは…
- 予約がネットやスマホからできて、直前まで何度でも予約の変更が可能
- 予約したら専用ICカードを改札にタッチするだけで乗車可能
(窓口に行かなくてOK!) - 新幹線の料金が割引(東京、新大阪間なら一人片道1,000円くらいの割引)
- 乗るたびに貯まる「グリーンポイント」でグリーン車に乗れる
という、便利でおトクなサービス。
そのエクスプレス予約のサービス内容が2017年9月に変わり、新しいサービスも加わりました。
さらに2017年9月からは年会費無料でエクスプレス予約と同じように予約できる「スマートEX」もスタート(EX予約にある料金割引やグリーンポイントはありません)。
今回はエクスプレス予約・スマートEXで利用できる「事前申込サービス」を中心にサービス内容の変更点をまとめてお伝えします。
エクスプレス予約の変更点1.「事前申込サービス開始」
今回、発売開始日(乗車日1ヵ月前)の7日前から予約の事前申込ができるサービスが開始。
事前申込すると「本来の発売開始日(1ヶ月前)の10時に申し込んだ」という扱いにしてくれます。

ログイン後の画面です。

日にちの部分をクリックすると、最下部にこれまでなかった【事前】の文字。
【事前】の日付を選んで進むと…

事前申込の案内画面が表示されます。
【事前申込を続ける】ボタンを押すと…

第一希望、第二希望を選択できるようになっています。
しかし、エクスプレス予約の事前予約は予約が取れないケースがあるので要注意。
JRのEX予約サイトではこのように案内されています。
発売開始日の10:00に購入申込があったものとして、10:00以降順次、発売手続きを行い、発売開始日の当日中に、申込結果をご登録のメールアドレス宛にお知らせします。
※事前申込は予約の成立を確約するものではありません。発売手続時に、満席などの理由により、予約が成立しないことがあります。
引用元:EX予約ウェブサイト
つまり、事前申込をしたからといって予約が成立したわけではない、ということ。
そのため、事前申込完了時点での予約確認メールは送信されません。
予約が成立したか、成立しなかったかの結果は、発売開始日中にメールで送信されます。
実際に予約が取れなかったユーザーの声がウィメンズパークに掲載されています。
過去に事前予約を利用したこともありましたが、それで取れたことがありません。
第2希望までを出すのですが、その2便のどちらも取れないと「取れませんでした」というメールが来て、それから自分で取り直すことになります。しかもメールが来るのが結構遅かったような・・・うろ覚えですが、昼過ぎとかだったような。引用元:ベネッセ ウイメンズパーク
事前予約だからと言って優先される訳でもなさそうだし、これなら自分で直接取った方が良いなと思い、今は直接取っています。
発売日にネットが使えない環境にいるなら、事前予約は良いと思いますが、午前中にアクセス出来るなら直接予約するのをおススメします。
この方がおっしゃっている通り、
「どうしてもこの時間のこの新幹線に乗らなければならない」
という場合以外は、発売日当日に直接予約した方が良い気がします。
また、年末年始や長期休暇の予約開始となる期間は予約が取れないケースが多い(アクセスが集中して受け付け待ちとなる)ようです。
とくに、年末年始の予約が始まる「12月3日~12月4日の10時~10時半頃」はアクセスが集中するとのこと。
アクセスが集中した場合、ログイン時に「受付待ち画面」が表示されたり、操作可能になるまでの目安時間が表示されるなど、順番待ちの状態になることもあるそうです。
エクスプレス予約の事前申込で、座席指定はできるのでしょうか?

「ご案内」を読むと、「夜間申込・事前申込では座席表から席を指定できません」と記載されています。
トイレや多目的室に近い席を選びたい幼児連れとしては、残念。シートマップから座席指定できるようにして欲しいなあ…。
ただし、座席位置の指定(窓側か、真ん中か、通路側か)はできます。

窓側、中央、通路側、を選択できます。

確定前の画面です。
「発売開始びの10:00から順次処理します」
「座席をご用意できない場合があります」
という案内への同意が必要です。
EX予約の変更点2. 「往復割引開始(片道601キロ以上)」

片道の営業キロが601キロ以上ある区間の場合、往復分を一度に購入することで割引になるサービスです。
マルキ家の場合は片道400キロなので、残念ながら当てはまりません…。
EX予約の変更点3. 「”早特”が一新」

早めに予約するとおトクになる「EX早特」「EX早特21」の対象は「のぞみ」。
グリーン早特に関しては子どもは対象外。
ファミリー早特の対象は区間設定があり、繁忙期は使えず。
なんだかとても微妙なのです。
往復割引も早特も、飛行機ユーザーの取り込み策(あるいは流出防止策)という印象を受けます。
のぞみが止まらないのに「いつまでたっても静岡」「長すぎてウンザリする」と文句だけは言われる静岡。
今回のエクスプレス予約の新しいサービスにもスルーされて踏んだり蹴ったりな気が。。静岡県民、おっとりしているからなあ…(そこじゃない)。
リニアができるまでは「ひかり」向けサービスは充実しないのかもしれません。
「新しくなったEX予約」のおわりに
ひかりユーザからすると「微妙…というかあまり変わらん」というのが正直な感想です。
事前申込は座席位置にこだわらないユーザにとっては便利なサービスになるかもしれません。
飛行機との競争が大変なのはわかるけど、「のぞみだけじゃなくて、ひかりも大事にしてよ!」とJRさんに言いたいです(恋愛漫画か笑)。
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